
稲塚秀孝監督作「市街戦のジャズメン 作家佐藤泰志の衝撃」が3年余りをかけてようやく完成した。佐藤泰志の命日であり、没後35年になる10月10日頃から全国公開の予定だが、東京で先行上映会を開くそうだ。
限定40名なので、参加したい方は早めに
井田(email;upas0810@gmail.com)まで
お知らせください。
日時/2025年9月20日(土)
開演14:00~ 開場13:30~
会場/文京区民センター3C会議室(40名弱)
文京区本郷4丁目15番14号
交通/地下鉄「後楽園」「春日」から
徒歩2~3分
「市街戦のジャズメン 作家佐藤泰志の衝撃」ご案内
皆さま、いつもお世話になっております。
この度、「市街戦のジャズメン 作家佐藤泰志の衝撃」が完成いたしました。 「書くことの重さ~作家佐藤泰志」(2013年)以来、佐藤泰志の世界を描くドキュメンタリーの2作目となります。
「市街戦のジャズメン」は、佐藤泰志が函館西高校(北海道函館市)3年だった昭和42年(1967年)10月に「第5回有島青少年文芸賞」(主催 北海道新聞社)に応募し、優秀賞を受賞した作品。本来なら本紙に掲載(同年11月25日紙面)されるはずでしたが、その過激な内容が“青少年文芸賞”という賞の性格から叶いませんでした。選考委員の作家澤田誠一は、選評で「いずれほかに発表の機会がある」と宣言し、翌年発行された「北方文芸」で「市街戦のジャズメン」が掲載されました。
佐藤泰志が取り上げたのは、羽田闘争(1967年10月8日)での、学生と機動隊が衝突し、京都大学生(山崎博昭)が圧死するという“衝撃”に出会ったことでした。有島青少年文芸賞の締め切りは、10月末。その20日間弱で書き上げた日々をドキュメンタリーに仕上げました。そして「市街戦のジャズメン」の一部を、現役の函館西高校生が演じています。今からおよそ60年前、“日本が熱かった瞬間(とき)”を体感していただきたいと思います。
◆上映タイトル:市街戦のジャズメン 作家佐藤泰志の衝撃
◆上映時間:73分20秒
◆出演:村上新梧(語り)、松﨑謙二ほか
◆監督・プロデュース:稲塚秀孝(タキオンジャパン)
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