西高出身の作家、佐藤泰志(18回生)の小説をオール函館ロケで制作してきた「シネマアイリス」が、今年度(2022/8/30発表)のサントリー地域文化賞を受賞した。
「サントリー地域文化賞」は芸術や伝統など地域の発展に貢献した個人や団体などを対象に、毎年5団体に贈られている。今年で44回目。受賞の理由としては、地元出身で早生した作家、佐藤泰志の小説をオール函館ロケで制作するなど"市民とともに"を貫く姿勢が評価された。エキストラ出演、撮影スタッフの支援、制作費の寄付など市民参加型の映画作りを行なってきた。2010年公開の「海炭市叙景」に始まって、昨年公開の「草の響き」で5作品となっている。
シネマアイリスは、代表の菅原和博さんが知人らと市民に寄付をよびかけ、1996年に開館。かつては函館市内に25館ほどあった映画館が次々と閉館し、「映画館の灯を消すまい」と立ち上げた。「この受賞を機に、市民がさらに映画に親しみ、なおかつ函館の町から映画を発信できるような活動を継続していきたい」(菅原さん)。次作6作目も構想中という。
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菩提寺孝幸 (日曜日, 04 9月 2022 10:45)
サントリー地域文化賞・・・2019年には、深谷先輩が発案された函館西部地区バル街も受賞されていますね。
同窓の先輩方の話題が多く嬉しいです。
(西高33回生)
事務局 (日曜日, 11 9月 2022 10:49)
函館西部地区バル街がサントリー地域文化賞受賞のニュースは、当同窓会会報2019年12月7日発行23号で紹介されています。興味のある方は、ぜひ会報コンテンツからお読みください。