つゝじヶ丘同窓会 東京支部の誕生

▲函館高等女学校の校舎
▲函館高等女学校の校舎

 関東地区では、昭和28年から庁立高女の同窓会が毎年開催されていました。クラス幹事、学年幹事、正副会長をはじめとした役員会があり、経済的にも組織的にもしっかりとした運営を行ってきました。一方、西高では同期会程度は行われていましたが、規模が大きい同窓会は開催されていませんでした。

 

昭和59(1984)年、高女の同窓会に西高同窓生が飛び入り参加したことから、合同開催の機運が高まり、高女諸先輩方の旺盛なエネルギーに圧倒されながら、関東地区つゝじヶ丘同窓会の永続的な隆盛をはかるため、西高3、4回生が中心となり、種々の協議を重ね、会長に新谷義克(西高1回生)を選任し、「つゝじヶ丘同窓会東京支部」として会員数約2500名で発足しました。

 

第1回の総会を昭和60(1985)年10月に開催、以来2年に1度10月の第3土曜日を中心に開催してきました。毎回300名を超える参加者が全員着席して利用できる会場の確保が大変でした。最近では10月が同窓会ラッシュになるため、総会は5月に移行しております。総会後の懇親会では、アトラクションのほか、みなと踊り、校歌・応援歌斉唱などを行なっています。

 


つゝじ丘同窓会 東京支部の活動

 

東京支部発足当初は事務局を持っていなかったので、会計処理その他運営はその時々の総会実行幹事が持ち回りで担当して来ました。平成15(2003)年第10回総会の後、事務局組織の設置と運営会費の徴収を検討し合わせて会則の改正を行い、平成17(2005)年第11回総会でこれら承認を得、代表幹事小嶋俊昭(10回生)、事務局長高橋順吉(17回生)、他事務局員3名体制で出発しました。その後支部組織の拡充をはかり、現在では会長、副会長、顧問、幹事長、副幹事長、事務局長、常任幹事、会計および会計監査の各役員を置き、各学年の代表で構成される学年幹事会を最高決定機関とする体制がようやく確立しました。

 

2年に1度の総会・懇親会のほか、毎年会報を発行するとともに、平成元年から東京支部ホームページを立ち上げて会員相互の親睦活動支援などを行なっております。総会の運営については、今まで特定学年(回生)が持ち回りで総会実行幹事を行なっていましたが、第14回総会からは事務局で全て統括することに改めました。このため、原則として月1回程度の事務局会議を開催しており、毎回10数名の参加者で同窓会活動を支えています。また、本部、札幌支部、関西支部の総会には、東京支部から役員または事務局員を出席させるとともに、東京支部の総会に各地域の代表を来賓として招待しております。

 

函館市内他校同窓会支部との親睦については、総会に各校(中部、東、商業、工業、ラサール)の代表を来賓として招待し、相互親睦を図っています。このほか中部高と東高(現市立函館高校)との3校対抗ゴルフ会「函館巴会」を毎年春に各校幹事持ち回りで開催しています。

 

会員名簿につきましては、平成3年と9年に作成し、総会参加者に無償配布・その他は有償配布をしていましたが、個人情報保護の観点から現在は各学年幹事の協力を得、事務局で一元管理を行いながら、会報発行・総会通知・会費徴収・会員相互の親睦活動支援に活用しています。

 現在は会員数約1500名ですが、事務局で把握できていない方々を入れると同窓生の総数は2000名を超えるものと思われます。